NPS アンケート自由記述をクラスタ分析するプロンプト
いつ使うか
プロダクトの NPS アンケートで「点数 + コメント」が数百件たまった時。点数の平均値だけ見ても改善に繋がらないので、Promoter / Passive / Detractor それぞれの自由記述を別クラスタにしてセグメント別の課題を引き出したい時に使う。
プロンプト本文 (コピペして使う)
あなたはプロダクトリサーチャーです。以下の NPS アンケートを分析してください。
## データ
- 配信日: <例: 2026-04-15>
- 対象: <例: アクティブユーザー全員 / 利用 30日以上>
- 回収数: <例: 412件 (Promoter 168, Passive 142, Detractor 102)>
- 自由記述:
```
[10点] 自動化が楽すぎて、もう手動運用に戻れない
[7点] 使いやすいけど月額が高い
[3点] 起動時に頻繁にクラッシュする
... (1行1件で全件貼る)
```
## 分析の流れ
1. **3セグメントの分離**
- Promoter (9-10) / Passive (7-8) / Detractor (0-6)
- それぞれの件数と全体に占める比率
2. **セグメント別クラスタ抽出**
- 各セグメント内で5-7クラスタ
- クラスタごとに15字以内ラベル + 件数 + 代表コメント2件
3. **セグメント横断テーマ**
- 同じテーマで Promoter と Detractor が両方言及している項目
- その温度差の意味解釈
4. **NPS スコアへの影響度**
- 各クラスタを修正/強化したら NPS は何点動きそうか (推測でOK)
- インパクト × 実装難易度 のマトリクス
5. **打ち手の優先順位**
- Detractor を Passive に変えるための施策
- Passive を Promoter に変えるための施策
- Promoter をさらに固定化するための施策
## 出力
1. セグメント別クラスタ表 (マークダウンテーブル)
2. セグメント横断テーマ (3-5項目)
3. 影響度 × 実装難易度マトリクス
4. 施策提案 (Detractor救出 / Passive昇格 / Promoter固定 で各2施策)
5. 「やらない判断」を1つ明示
6. 次回 NPS で追加すべき質問項目 (2-3個)
## 制約
- 件数の少ないクラスタを過大評価しない (n<5 は要注意フラグ)
- ポジティブクラスタも必ず作る (Detractor の声だけ拾わない)
- 「価格が高い」は安易に値下げ提案に直結させない (Passive と Detractor で意味が違う)
- 推測と事実を必ず分けて書く
効くポイント
- セグメント別クラスタリングで、平均点を眺めるだけの分析より具体的施策が出る
- 「Detractor救出/Passive昇格/Promoter固定」の3軸で施策を分けると、優先度が見える
- 次回追加質問まで出させると、継続的な NPS 運用フローが設計できる
よくある質問
- 回収数が 400 件以上だとプロンプトに収まりません
- セグメントごと (Promoter / Passive / Detractor) に分割してそれぞれクラスタを抽出させ、最後にセグメント横断テーマだけ統合プロンプトでまとめる流れが現実的です。各セグメントの代表件数だけ抜粋して送り、サマリ統合させると上限内に収まりやすくなります。
- アンケート回答に個人特定可能なエピソードが含まれる場合は?
- 氏名・会社名・具体的な部署名・固有の取引履歴などはマスキングしてから AI に渡してください。個人情報保護法上「アンケート回答」は取得目的の範囲内で利用する必要があり、社外 LLM への送信は委託先管理として規約を確認しておくと安全です。
- 「NPS スコア何点動きそうか」の推測は当てになる?
- AI が出す影響度はあくまで定性的な見立てです。実際のスコア変動は、施策の実装精度・告知の届き方・既存ユーザーのバイアスによって左右されます。優先順位付けの参考に留め、施策実施後は次回 NPS の再計測で実測値を確認するのが基本姿勢です。
- ポジティブクラスタが薄くて Detractor の声ばかり目立ちます
- アンケート設計の段階で「最も気に入っている点」「継続する理由」を任意質問として追加すると、Promoter の生の声が集まりやすくなります。次回 NPS で追加すべき質問の中にこれを加えるよう AI に依頼するのも有効です。
このプロンプトを実戦で使った所感や改善案があればぜひフィードバックを。姉妹サイト ai-pick.tech では AI x SNS集客の運用ノウハウを公開しています。